ギフトは「毒」なのか

Giftという言葉

「ギフト」とは贈り物という意味で、英語で「Gift」と、綴ります。その「Gift」はドイツ語では「毒」という意味になってしまうとご存じでしょうか?私はその事実を知って衝撃を覚えました。優しい気持ちや感謝の気持ちでの贈り物の意味がドイツでは毒になってしまうなんて!

少し考え込みました。毒になる贈り物が実際にあるのではないか?よかれと思って贈ったものが、相手にとって毒になるような贈り物はなるべくしたくないですよね。これは実際に身近であったことなのですが、福岡に仕事に行ってきた息子が母親に、辛子明太子をお土産に買ってきました。普通だったら微笑ましい風景なのですが、この母親には持病があって、唐辛子や香辛料、刺激物など一切口にしてはいけない日常を送っていたのです。なので、辛子明太子は大好きなのですが、一口も食べられません。食べたら持病が悪化してしまうのです。この場合息子が母親の病気や食べ物に制限があることを一切知らなければしょうがない事ですが、知っていた場合なら配慮が足りないと言うことになり、母親を傷つけてしまうかもしれません。うちの場合は「うっかりしたのね」と母は軽く思えて、私にその辛子明太子のお裾分けが廻ってきて感謝して頂いたので、事は大きくなりませんでしたが、「なんて酷い事をするの!!病気が悪化した方が良いというの?」と、ショックを通り越して憤慨するかもしれません。これが「毒」のギフトだと思いました。他にも、うっかり卵や小麦アレルギーのあるお子さんの居る家庭にケーキの差し入れをしてしまったとか、サイズの大きすぎる服を女性に贈ってしまったとか、以前にプレゼントしたモノをすっかり忘れてもう一度全く同じモノをプレゼントしてしまって怒らせてしまったとか。ギフトは嬉しい喜ばしいモノの反面、少し間違うと「思いやりに欠ける!」と言われてしまう怖ろしさがあります。なので、気を付けて相手のことを良く知って、良く思いやって贈り物を選ばなければなりませんね。それでももし、間違えてしまったら正直に悪気が無かった事を伝えて謝りましょう。お金を出してわざわざ買ったり、手作りで作ったりしたギフトでワザと嫌なモノを贈ろうとする人は居ないでしょう。だから、うっかり配慮を忘れた事を本気で謝ってお詫びをしたらきっと分かって貰えるはずです。

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